公募型プロポーザルの企画提案書を作ろう2 募集要項の見方

企画書制作

官公庁が募集する公募型プロポーザルには、必ず募集要項と仕様書が公表されます。文字がいっぱいなので読みにくいと感じる方も多いかもしれないので、見るべきポイントを解説します。

1.業務名

業務名はあらゆるところに使います。特に企画書のタイトルは業務名をそのままコピーしないといけません。

2.参加資格

かならずチェックしましょう。思いがけない条件があるかもしれません。基本的には、破産していないこと、指名停止を受けていないこと、税金を納めていることとかなので、たいていの会社は参加資格があります。

一応よく書かれる地方自治法167条はこちらで確認してください。

https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/shityo/kankosyoukou/syoukou/oshirase/files/tihouziti167.4.pdf

3.委託費用

後払いです。委託期間終了月までに支払われます。たいていの事業は年度末に終わるので、3月末までに支払うことになります。逆に言うと、それまでは手出しをしないといけないので、自社のふところ具合に見合う案件を狙いましょう。

4.日程

説明会に出席していないと応募資格がないことがあります。また、企画書提出の期限にも注意してください。通常17時までに担当課に持っていけば大丈夫ですが、たまに郵送のみで消印有効などの特殊な条件が出ます。

5.提出書類

たまに当日だとそろわない書類があるので、できるだけ早めにそろえておいてください。

6.企画提案書の様式

たいていA4縦、横書きです。書いていなくても守っておいた方がいい項目を挙げておきます。

ページ番号:下の方につけておきます。

フォント:游ゴシックが無難です。文字の大きさは10ポイント以上にします。キャプションや表の中の文字は9ポイントでも大丈夫です。

あとは大したことを書いていないので、ざっと目を通しておく程度で大丈夫です。